実物画像が公開! The Hacker Project(ザ ハッカー プロジェクト)は、バレンシアガ グッチのシグネチャーモデルをバレンシアガ独自の視点で再解釈したアイテムを展開するコレクションだ。世界的ラグジュアリーブランドである両者のコラボプロダクトはリークの段階からかなりの注目を集めていたが、今回ポップアップストアやポップインストアでアイテムがお披露目されることが発表された。実店舗での購入は完全予約制となるため、公式サイトからアポイントメントをとる必要がある。
グッチの象徴とも言えるモノグラムを、バレンシアガのダブルBロゴにアレンジした各種バッグ類やウォレット、ベルトやキャップ、ソックスなど多数のアイテムがラインナップ。バレンシアガ コピー 中でも「This Is Not a Gucci Bag」とハンドタグされたトートバッグは目玉商品となること間違いなしのインパクトのあるデザインに仕上がっている。ファッション業界を牽引する両ブランドのビッグコラボは11月15日より順次発売されるため、気になるユーザーは要チェックだ。
「バレンシアガ」“51st クチュール・コレクション” COURTESY OF BALENCIAGA デムナ(Demna)にとって2回目となる「バレンシアガ(BALENCIAGA)」の“51st クチュール・コレクション”の舞台は、1年前と同じジョルジュ・サンク通り10番地に再建されたクチュールサロン。150人ほどの観客を招き、親密なショーを開いた。終始無音だった前回に対し、今回はデムナが「最も美しい言葉」と表す「ジュテーム(Je t'aime、あなたを愛している)」から始まる詩をAIが朗読する演出でスタート。朗読が終わると、彼のパートナーであるミュージシャンのBFRNDが作曲家のグスタフ・ルドマン(Gustave Rudman)と共に制作したオーケストラ楽曲「ラブ イン Eマイナー(Love in E Minor)」のエモーショナルなサウンドが会場に響いた。
冒頭に登場したのは、石灰岩由来の日本製ネオプレンを用いたディストピア的なオールブラックのルック。デムナは、そんなクチュールらしからぬ素材を、1958年に創業者のクリストバル・バレンシアガ(Cristobal Balenciaga)がアブラハム(Abraham)社と考案したガザール生地の2022年版と考えて採用。ボディースーツを筆頭に、トレーンを引くドレスやテーラードアイテムを打ち出した。それが“奇抜”で終わることなくエレガントに感じるのは、体にピッタリと沿う美しいシルエットで仕上げられているから。縫製が難しいこの素材で実現するには、アトリエの存在が欠かせなかったという。アイデンティティーを隠すようにモデルの頭部を覆うのは、バレンシアガ メルセデス・ベンツ(Mercedes-Benz)傘下のメルセデスAMG F1 アプライドサイエンス(Mercedes-AMG F1 Applied Science)によって開発された黒いヘルメットのようなフェイスシールド。手にはオーディオブランド「バング&オルフセン(BANG&OLUFSEN)」とのコラボによる“スピーカー バッグ”を携え、そこから詩や音楽が流れる。